今夏は38度を超すような厳しい暑さが続いています。それでも立秋も過ぎ、なんとかこの残暑を乗り越えたいと思います。
徐福ファンにとって、夏の最後はやはり和歌山県新宮市の熊野徐福万燈祭です。2日間に渡っておこなわれる祭事、ぜひお出かけください。
2015年度熊野徐福万燈祭
1 徐福供養式典
日時:2015年8月12日(水)14時〜
場所:新宮市徐福公園(JR新宮駅前)
2 第53回新宮花火大会
日時:2015年8月13日(木)19時30分〜
場所:熊野川河川敷
問い合わせ先
新宮市商工観光課観光係 tel. 0735−23−3333(内線331、358)
主催者は変わっているものの、この新宮花火大会は1962年から始まり、すでに50年を超える、海と山に響き渡る素晴らしい花火大会です。中国と日本とが政治的にどのような状態にあっても、徐福への想いを地域の方々は大切に暮らしてきたのだということが分かります。
7月25日、新宮市市民会館で、市制施行・合併10周年記念「日中観光文化交流の集い」が開催され、駐日中国大使の程永華さんや、自民党総務会長の二階俊博さんも参加したとのこと、隣市の熊野市観光協会長も招待を受けて参加したとのことでご報告いただきました。
翌26日、程さんは新宮市の徐福公園でおこなわれた催しにも出席し、クロマツを記念植樹し、『毎日新聞』(7月28日)には「私たちは(徐福が日本に来たときの)伝説が真実と信じている。両国の絆は深まってきた」と語ったと記しています。徐福は日中関係の大きな役目をになっています。